大怪獣シリーズ(R) ウルトラマン編 「青色発泡怪獣アボラス」

大怪獣シリーズ(R)　ウルトラマン編　「青色発泡怪獣アボラス」
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コメント： ウルトラマン 第１９話「悪魔はふたたび」より”青色発砲怪獣アボラス”の発売です。
子供心に「こんな怪獣２匹も液体にしてカプセルに閉じこめちゃうなんて、
とんでもない古代文明だな！」との驚きもさることながら、
よく見れば、まるで「亜種レッドキング」です。

ガキの頃、「青いレッドキング」と見破られた諸兄は、何名ぐらいいるんでしょうか？
昭和４０年代初頭、1体￥３５０もした子どもの宝物”マルブル”で、
両者を見比べて見破った方もいらっしゃると思いますが・・・（成型色のピンクに、目くらましされた方も・・・！？）
皆さんのなかにはオトナになるまで気が付かなかった方も多いんじゃないでしょうか？

化石をモチーフにしたアボラスの頭部造作も見事に突きますが、クビのすげ替えと塗色のみで、
当時のチビッコ怪獣博士達に別怪獣と思わせた手腕に脱帽です♪
(ちなみにうちの次男５歳も「違う怪獣や！」と言い張っています)
しかし、商品も単純に首すげ替えでと、挑んだのが大間違い・・・
とにかく、あのデカ頭を付けるに際して、バランスが,難しい事！難しい事！
肩口と首のカットラインからの首の長さが肝で、角ばった後頭部の丸みのバランス・・・
角の生えてる位置が1ミリ違ったら、全くイメージも違ってしまう。
実はこれ、原型の段階で、事もあろうに４人の原型士の手を経ています。
デザイン画を具現化した高山造形の妙が大きな壁となって立ちはだかった次第です。
しかーし！その甲斐あって、常に傍らに置きたい造形になりました！（僕は・・・）。
塗装したグラスファイバーを磨き上げた風の角・・・一突きいかがですか！？

ところで、垣間見える、あのカプセル・・・ラゴンに出てきた原子爆弾の様なデザインで、カッコいい！
ちょっとオキシジェン・・・みたいでもある。このころの“カプセル”のデザインって、フューチャーレトロでイイ！
しまった！後悔先に立たず・・・いつかの機会に作ってみたい。

さて、モノの本によれば、この回は御大円谷英二が特撮をサポートしたとの事。
街中での大怪獣の対決はやはり迫力がある！特にアボラスに人気があるのも強いだけでの人気ではないな・・・